大人から始める英会話の続け方。

英会話の続け方です。話せるようになるまでやりましょう。

最初の障害を緩和しよう!

前回、「最初の障害」とは、「不明確な基準」を作ってしまうことだ。

と書きました。

今回はその緩和の方法です。

張りきっていきましょう!

 

 

まず最初に、少し頭を整理しましょう。

ここが意外と重要です。

 

前回扱った「不明確な基準」について。

頭が勝手に基準を置きたがるのは理解したとして、

ここで大事な質問をします。 

 

 

その基準、ホントに合ってる?

 

 

この問いかけができることが大切です。

なかなか自分をちゃんと疑うことは難しいですが、疑うべきです。

 

基準を作る時は、「できる状態」であることが大切だと思います。

仕事を教えたり勉強を教えたり、何かを教える時は、教える側が教わる側の力量を測ってどこを教えようか、どのように教えようかを検討します。

あれは分かる?これは分かる?じゃあここからやろう。

といった具合に。

これは、「できる状態」だから測れるわけです。

 

逆に、教わる側は、教える側の力量を測ることができません。

なぜならどんなプロセスでそこに行き着いたのかが分からないからです。

 

となると、「不明確な基準」とは「できる状態」でない人からの視点であると言えます。

こう考えると、自分の基準というのはどうでしょうか?

 

「不明確な基準」持っていたということは、

 

ある程度の精度をもって測量ができていないことに対して、マイナスの考えを持ってしまっていた。

 

ということになります。

分解するとなんとも愚かな話なんですが、「不明確な基準」を作ってるのは潜在意識なので逆らうことができません。。

なので、「不明確な基準」を認識してからのアプローチになるわけです。

 

 

では、

基準はどこに定めればいいでしょうか?

 

 

ここまで前フリをすると、素晴らしいオチを期待されるかも知れませんが・・・

ズバリ置くべき基準は、

 

 

昨日の自分

 

 

です。

決して他人ではありません。

 

 

昨日の自分

 

 

です。

画期的ですね 笑

 

ただ、笑ってもいられないのですよ!

大マジメだからです!

 

なぜなら、

まず目的は何だったでしょうか?

 

1.英語を喋れるようになる

2.ネイティブになる

3.英会話講師になる

4.1日4時間勉強する

 

もちろん1です。

ならば、2~4を目指す必要はないわけです。

目指すにしても、2~4は1を達成した後に見えてくるかもしれないってだけで、今からロックオンするには遠すぎます。射程距離外です。

 

ならば、

1を達成するために、

 

しなければいけないことは何でしょうか?

かかる時間はどのくらいでしょうか?

覚えないといけない単語数は?

読むべき資料は?

 

すべて具体的に答えられるでしょうか?

答えは「分からない」です。

 

全てを具体的に表すことはできないのです。

それぞれの人が思っているゴールの形が違うのと、学力的なスタートラインを明確にできないので、具体的にこれだけやればいいよ!というのは表せないと思います。

ただ、

一つだけ分かることがあります。

それは、これを達成するのは

 

時間がかかる

 

ということです。

長期的なプランというか、そんな心構えと言うか、一朝一夕でできるものではないよ!ということです。

わかっているはずなんですけど、すぐに結果を求めてしまうんですよね。。

できる人があまりに簡単そうに「できます!」って書くから。

なので、

始めたばかりの人が取るべき行動は、

 

・分からないなりにも進んでいく

・ゆっくりでも確実に進んでいく

 

これ以外にないはずです。

なんだかんだ言って、これが上達への近道なわけです。

言い換えれば、

 

続けていけることこそが近道

 

となるわけです。

そして、続けていくことを困難にする「不明確な基準」を排除して、続けていきやすい環境を整えることが、最初の障害を取り除く手段となるわけです。

 

「不明確な基準」を基準にしていては、上達が分からない上に、基準と自分の差は一向に縮まりません。

 

しかし、「昨日の自分」を基準にすれば、最悪知らない単語一個覚えただけで成長することができます。

「昨日の自分」ができなかったことが、今日はできるようになったからです。

 

続けられずに辞めるより、毎日ちょっとだけやって今日も記録更新だぜコノヤロー!って浮かれてた方がいいんです。

始めたばかりで続けることに不安を覚えているのなら、間違いなく浮かれて他方がいいです。(その理由はまた後日) 

 

そして、「昨日の自分」を基準にするなんて都合のいい解釈のように聞こえますが、本ブログのタイトルでもあるように、自分が思う最重要項目は「続けること」です。

なので、続けるためにいかに考え方を変えるか。ここが重要になるわけです。

 

大人になれば時間も無いし記憶力も衰えていきます。

なのに必死で何時間も勉強して、モチベーションをすり減らす必要はありません。

1日5分でもやれることを見つけて続けていく。そしてその日のやるべき事をさっさと終えて、テレビでも見るなり好きなことに没頭すればいいのです。

(それでは無理!という意見もそれなりに見てきましたが、そうは思いません。その理由はまた後日。)

 

おそらくこんな話はいろんなブログや本やらで紹介されてると思いますが、ちょっと切り口を変えてみたと言うか、こんな角度で紹介している人が少なかったので、がんばって書いてみました。

考えをまとめるってのは難しいですね~。

 

今回は「不明確な基準」を明らかにして、「昨日の自分」に基準を定める。

ということを書きました。

これだとまだよく分からないので、次は

 

続けていった先にあるものは?

 

ということについて書いてみたいと思います。

さすがに毎日5分だけで英語が話せるなんて思ってませんよ!

続けていればこそ!の効能がちゃんとあるんです。